2011年6月27日月曜日

KUROFUNE走る





 やっと,日曜日が晴れの昨日、C&Tが,開催され,久々アクセスの仲間が集りました。朝から良い風が吹き,午後から少し荒れだし雨が古前に終了しました.その中で、KUROFUNEが、機嫌よくは知りました.まだ改善すべき点が見つかりましたが,この繰り返しで,良い船に成長すると思います。7月18日の全日本には,デビューするかも??

2011年6月14日火曜日

夏の予定をしなければ






 よく雨が降りますね。先日、加賀市の全国北前船研究会から,今年のセミナーのお誘いが在りました.かねてから大阪の三軒家の船囲いの話を,敦賀宿の淡路屋さんの御子孫の,西川さんと知り合ってから,発表しようと資料集めを行なっておりました.今回8月28〜29日の開催で,レポート発表で,私と,『塩飽島戦記』の,本島の先輩、吉田幸男さんが.各30分時間をいただき,行なうことになりました.さてさて,これから資料の整備をして,写真取材等忙しくなってきます.全国研究会でどんな発表ができるか??これから努力せねばなりません。
少し資料をみなさんにお見せします.三軒家に詳しい方がおられたらご一報下さい。

2011年6月6日月曜日

久々晴れの日曜日



 ここ数週間、日曜日には雨が降り,延期していた、KUROFUNE2.8の進水式,会場テストを行ないました。岡さんとセブンの協力で海面に浮かせて帆走しました.スムースに走り,所期の目的は達成できたと思います.課題であった,乗員の最大重量ですが,私と岡さんのダブルハンドで,それなりに問題は在りませんでした.これも、NZのマイクヒューズが、船に積んでいた,テンダーをヒントにしたのですが,確実にこの大きさの船で,大きな大人が2人、乗り込めます.これからは少し見つかった,問題点の,改修を行なって行くつもりです。6月中には,多くの方に乗っていただけると,思います。

2011年6月1日水曜日

雨で開けた,6月





 今日から6月,早朝今にも降り出しそうな、空を見て,早く散歩の以降と準備をしていたら,雨が降り出した。雨の朝,,お隣の紫陽花が,花を開きだして,雨には紫陽花,きれいな額紫陽花を,撮ってみました。 紫陽花 此花を見ると,シーボルトとお滝さんの悲しい話、(蝶々夫人のモデル?)  「紫陽花や 藪(やぶ)を小庭の 別座敷」 松尾芭蕉
「紫陽花の 末一色(すえひといろ)と なりにけり」 小林一茶
28歳のシーボルトは17歳の楠本滝と結婚。シーボルトは、お滝を心より愛し「決して彼女以外の女性を妻に迎えることはない」という手紙を故郷に送っていたのでございます。そして2人の間には娘(稲)が生まれる。3年後。伊能忠敬の日本地図の国外持ち出しの嫌疑で、取り調べの結果、間諜(スパイ)の容疑で、国外追放を言い渡されてしまった。当然ながら妻である滝も、厳しい取調べを受ける。
しかし、そこは蝶々同様、惚れた相手のために身命を投げ打つ覚悟くらいはできている。決して夫・シーボルトの不利になることは話さなかった。この時のことを取り調べた役人は、賛辞の念を込めて(歳若く美しいながらも肝すわり候)と記録に残しております。死ぬる覚悟でひとことも喋らず、根負けした役人が彼女を解放した。日本女性は命をかけて愛するのです。そして、その女の決意に、己の命をかけて応えるのが日本の男でした。国外追放となったシーボルト。
彼は、ヨーロッパで、日本の伝統・風習、植物・動物、美術・工芸を集めた「日本民族学の博物館」を建立し日本の素晴らしさを世界中に伝えたのでございます。日本からシーボルトが持ち帰った日本原産の花。「紫陽花」の学名には、国に割かれても、消えることの無いシーボルトのお滝への深い愛がこめられているのです。