2010年9月7日火曜日

全国北前船セミナー






 先週末4〜5日と石川県加賀市で毎年開かれている、全国北前船セミナーに参加してきました.土曜の朝9時過ぎに弁天町を出て、大阪駅でサンダーバードに乗り約2時間半、京都〜湖西〜湖北を越えて福井へ、福井を越えたらもう加賀温泉郷でした。駅を降りて、迎えのバスに乗ったら、前の席に、なんと松木先生がおられました.この全国北前船研究会の顧問をされていて、毎年参加されているそうです。会場は、セミナーハウスあいりす(加賀市中央公園横)丘陵地の上にある、建物で、宿泊会議ができる設備です.円形ホールで、セミナーが開かれました。 今回の講演は、富山大学の深井先生の『北前船と抜け荷』で、富山の売薬が、漢方素材の入手の為、薩摩の琉球からの密貿易の、昆布や俵物を、薩摩に送っていた話など、おもしろいお話でした。次に, 『北前船主の社会貢献』加賀、越中、越前.能登、の方々の報告や、討論が行なわれました.北前船の中心地であるこれらの人たちの、経済力は大きく、明治になり多くの建築や、土木工事.新しい会社の起業に多く、関係した事が解り、その経済力の強さを感じました。それから質疑応答や記念写真を取り、入浴、夕食、そして、全国北前船研究会の総会、情報交換会と続き、夜遅く迄,話が続きました.すごいパワーです。翌日は朝9時から、各地からのレポートで、『北海道にわたった獅子舞』『橋立出身者平田喜三郎親子について』『蝦夷の民と都の味』『北前船の航路における海辺聖地』の話題の報告が各30分あり、質疑応答をへて、閉会式、昼食を取り、現地見学会で『橋立北前船の里』見学、伝統的建造物群を見て、バスで、加賀温泉駅で解散、3時過ぎのサンダーバードで帰阪、2日間の大勉強会でした。

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