2007年12月7日金曜日

小屋組






 リフォームのため母屋の天井をばらして出て来た小屋組!! 寄せ棟の小屋組が梁がすべて、尺上の丸太、すごい!!、丸太には木組みの墨が未だにハッキリ残っている.大工さんが、刻みのときに、勾配や、向き力の加わりを考えて,墨付けをしたんだと思うと,今のプレカットの木造住宅は木が自然な生き物でなく癖も無く均一な材料にしたいのが理解でき,本当に木の事がわかる大工がいなくなるのではと将来を心配します。私はこんな屋根の下で生活していたんだ〜〜 古民家なら不通の事でも、我が家が?? 親父も家に拘っていたんだな〜〜、爺さんが、組合立塩飽工業補修学校の4期生、親父は、神戸工業学校 私は、阿倍野の大阪市立工芸高校木材科、まあ不思議にも木に関する学校で勉強した、おかしな家系である。 小屋梁の一番長い東西の物は、追掛け継ぎで屋根の中心の柄を支えており、その他の柄はすべて、この建物の1年前に移転した,工場の建材を利用している.いろんなところにほぞ穴があり、素材のリユースだと、よくわかる.すごい建築の教材が、頭の上にいまあります。

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